首都圏外郭放水路を見学してきた

埼玉県にある「首都圏外郭放水路」を見学してきた。

簡単に言うと、近くの中小河川の水を江戸川に流す地下水路で、近隣地域を洪水から守るために大切な役割を担っている。

目的 | 施設紹介 | 首都圏外郭放水路

そのいっぽうで、ドボク系面白スポットとしてもけっこう有名。素晴らしいことに一般に対してもオープンで、予約すればいつでも見学は可能となっている(ひとりでも可)のだが、平日しか受け付けていないのがちょっと困ったところ。

しかし年に一回だけ、週末に一般公開が行われるのである。それが今年は昨日と今日だったので、三脚かついで、片道2時間かけて行ってきた。

 

最寄り駅は東武アーバンパークライン南桜井駅。東京方面からだと、池袋→大宮→南桜井、みたいなルートになるだろうか。なお、この一般公開日のときだけ南桜井駅から臨時シャトルバスが出ているが、普段はないらしい。徒歩だと40分かかるらしいので、平日予約で行こうと思っている方は気をつけてください。

 

さてここで、敷地入口などの写真はすっ飛ばし、いきなり地下の写真。わかりにくいが、階段を降りきったところから上を見上げている。なお、エレベーターなどはない。バリアフリー・フリー。

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

 

 そして調圧水槽に入場。通称、地下神殿。

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

 結構人が来ていた(長時間露光でだいぶ消えてるけど)。皆さんお好きですね。

 

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

 高さは18メートルあるらしい。

 

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

幅78メートル・奥行き177メートルだと、説明のお姉さんが言っていた。

 

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

柱は円柱ではなくて、流れてくる水の方向に沿った形になっている。よく見ると、柱に水の跡が見える。ちなみに今年は6回使ったらしい。

 

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

自分は写真撮影に夢中だったのであまりちゃんと聴かなかったが、何か演奏している方々もいたりした。

 

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

 立穴。深さ50メートルと言っていた。縦に付いている筋のような跡と、階段の照らされ具合に萌える。

 

Metropolitan Area Outer Underground Discharge Channel

 こちらは別の場所。ポンプ室。ここはこの年一回のイベントの時にしか公開していないそうだ。

 

というわけで、「でかいもの好き」の自分には楽しい施設でした。