愛知県再訪。8月に来たばかりだというのに。
名古屋から名鉄に乗り、布袋駅へ。
特にこれといって何もない駅前。
自分の実家のあるあたりに似ている。たぶん日本はこんなところばっかりなんだろう。
地名のせいか、どことなく仏教的なノリである。そういえば、隣の駅は「石仏駅」だった。
古い団地
よく見ると、3棟ぜんぶ、
空っぽだ。。。萌える。。。
うわー、入りたい。
・・・でも誰かに見られている気がする。怒られたくない。
ふと道の先を見ると、視線の主が。
本日の目的地はここなのでした。布袋の大仏。
本尊の御嶽薬師尊は誓願をすると病気を除き、不具を癒し、悟りへの道に到達するといわれています。
開祖は布袋町在住の故前田秀信氏で体が弱かったこともあり、御嶽薬師尊を信仰され、名古屋市内で鍼灸医を開業、評判がよく多くの人が詰めかけたという話です。
四十三歳のとき夢のお告げがあり、人々を病気の苦難から助けようと建立を決意されました。
そこで、後の世の人々に立派なものを残したいと願い、御嶽薬師尊を勧請(かんしょう)し、私財をなげうって教会を開くことになりました。
ときは昭和二十四年で終戦の直後、生活は困窮を極め、生きるのがやっとの時代でした。
その年に地鎮祭を行い、完成までに実に五年の歳月を費やし、すべてが手作業で整地やコンクリート練りが行われ、昭和二十九年二月二十四日に開眼、その日を記念し毎年春季大祭日とし賑わっています。
御嶽薬師尊は、「布袋の大仏」の愛称で親しまれ、高さが十八メートルで奈良東大寺の大仏より二メートルも高く日本一を誇っています。
たしかにでっかい。あたまがでっかい。
お賽銭箱(?)に布袋さまが。
色々お願いされている。いつのものなんだかよくわからないけど。
大仏の真横に駐車できるというのは、世界的にも珍しいのではないだろうか。
面白いことに、背中が建物とくっついている。大仏の中には入れるんだろうか。
お邪魔しました。
帰り際、ちょっと離れたところから写真を撮ってみる。
すぐ横が線路なので、色々な電車が走っていく。
毎日大仏を拝みながら通勤・通学している人もいるのだろう。羨ましい。